アクセシビリティと国際化|A11y Tokyo Meetup参加
設計段階からの多言語対応への配慮
2月17日に開催された、Ally Tokyo Meetup様主催の「アクセシビリティと国際化」に参加してきました。ドイツ出身のPhilipp tautzさんが経験した日本とドイツの設計思想の違いについて語ってくださりました。まず、日本では余白を多用しないあまり開放的でないデザインが好まれるのに対し、ドイツでは余白を多用した開放的なデザインが好まれる傾向があったとのことです。これに対しPhilippさんは最適な可読性を実現するために必要なスペースが言語によって違うことが理由だと考えられると話していました。デザインの設計段階では、対象となる人達の言語にどう翻訳され、どのように見えるのかを考慮する必要があるということでした。日本であれば、そもそもが独自の言語体系無うえに、周辺の国や多くのクライアントになる地域の言語間での違いは特にありませんが、ドイツ語は特に多言語との差異が大きく、例えば英語で「OK」というただの一単語が、場合によっては約3~13単語まで変動してしまいます。このような問題に、ある程度想定できる程度の言語知識とフレキシブルなデザインを覚えることが必要だと私は感じました。
構築段階での国際化
Philippさんはデザインが言語の違いによって崩れてしまうことよりも深刻なことがあると続けました。それはHTMLなどのコード部分の国際化も意識してほしいということでした。どういうことかというと、Webページ本体の文章は翻訳ツールなどを使えば問題ないのですが、コード部分の特にaltなどの属性値は翻訳がうまく動作せずそのまま読まれてしまう事があり、しばしば何が書いてあるのか分からず書いた人に意味を確認しに行かなくてはならないことが何度もあったそうです。属性テキストはほとんど翻訳できず、多言語地域の技術者には意味が伝わらない可能性があることを考慮してくださいとのことでした。
感想
今回の話を聞いた感想としては、多言語になった際にレイアウトが大きく崩れることがあるのは知っていましたが属性値がほとんど翻訳できないというのはとても勉強になりました。今後、コードを組む際や設計をするうえで気をつけることの一つとして考えながら制作していこうと思います。ただ、今回のセミナーはフルイングリッシュで、一応リスニングはできる私でも一部よくわからない部分があり、100%理解できなかったのが悔やまれました。一応機械翻訳はついていましたがほとんど役に立っていませんでしたし、英語がある程度できて良かったと感じました。今後とも英語に触れることを忘れないようにしたいと思います。